お掃除機能付きエアコン完全分解クリーニング 施工事例
日立 RAS-S56A2
日立のお掃除機能付きエアコンの分解洗浄になります。
こちらは2年前に壁掛け洗浄をされているそうです。
エアコンを外す前に室内の養生はしっかり行います。
当店オリジナルの漬け込み洗浄の準備中です。
漬け込み洗浄は広いスペースが必要です。
今回はお庭をお借りしました。
エアコンを壁から取り外します。
当店は、ほぼ全てのパーツを漬け込み洗浄で洗うため、エアコンを一度取り外して洗浄します。
エアコンのフィルターを見るとカビだらけでした。
お掃除機能付きのエアコンでもフィルターはどんどん目詰まりしていきます。
シーズンごとに外してキッチンハイターなどに漬け込んで洗うだけでも、多少ですが風量アップ・ニオイ軽減ができます。
外したエアコンを分解していきます。
お掃除機能付きは分解するパーツが多いので、シンプルタイプの倍時間がかかります。
エアコンの側面もカビが生えています。
壁に面している側はエアコンを壁に付けたままの洗浄では洗えません。
こういうカビが残っていると、壁紙にまでカビが広がっていきます。
アルミフィンを外した状態です。
クロスフローファンとドレンパンはカビで真っ黒です。
この黒カビは人体に悪影響を及ぼします。
主にアトピー性皮膚炎や喘息、肺炎などのアレルギー症状に繋がります。
アルミフィンはそこまで汚れていなかったです。
2年前に洗浄しているのそうなので、そのお陰なのかもしれません。
それでも黒カビが広がっていました。
クロスフローファン ここが風を送る部分です。
ここにも黒カビがびっしり。
ここからの送風によって黒カビが部屋中に飛び散ります。
クロスフローファン(拡大)
ドレンパン
洗浄前はカビで真っ黒になっています。
洗浄後の色の違いにお客様がびっくりされてました。
ドレンパン(拡大)
メインフレーム
ここは完全分解クリーニングじゃないと洗えない部分です。
メインフレーム(拡大)
クロスフローファン、メインフレーム、ドレンパンを組み立てたところです。
洗浄前と後ではまったく別物ですね。
ここまでキレイになるとなんだか嬉しくなってしまいます。
クロスフローファンの軸受(ファンが回る棒の部分)には専用のグリスを塗ります。
そうすることで、グリス乾きによる鳴きを防止することができたり、防錆、回転の安定性が向上します